
作曲者が選ぶアンサンブルコンテスト向きの作品
朱のインパルス
全国大会出場作品
クラリネット四重奏
委嘱:グラールウインドオーケストラ
演奏時間 約4分45秒
演奏難易度 上級
ブレーン
クラリネット四重奏の第1作目 朱の読み方「しゅ」
難解な響きとパズル的要素とアクション性を含んだ作品
音響と空間性をどう表現するかが重要
楽器を横に振るアクションと、音のぶつかりによって特異な音響と豊かな倍音を求める
全国大会演奏実績
・グラールウインドオーケストラ 2010年度
・新潟ウインドオーケストラ 金賞 2011年度
・埼玉県立伊奈学園総合高等学校 2011年度
パッシオーネ
サクソフォン四重奏
委嘱:ヴィーヴ!サクソフォン・クヮルテット委嘱作品
演奏時間 4'50
演奏難易度 中~上級
未出版
サックスカルテットとしては2作目の作品
軽快さと技巧を活かした内容で演奏難易度は高め
バリトンサックスが重要な役目を担っている
テンポが速く、熱情的なスリル感を出すことが重要
ブルーダスク
サックス五重奏
委嘱:COLORS
演奏時間 約5分
演奏難易度 上級
ブレーン
ジャズの要素を取り入れた内容の作品
中間部では舟歌の形式を用い、クラシックの手法を取り入れている音楽の内容としても高いものを求められ、クールで渋い雰囲気のある曲を目指している
この作品は、アメリカのシカゴで毎年冬に行われているミッドウエスト・クリニック2018において取り上げられ、現地の奏者によって演奏された
黒の断続
金管八重奏
演奏時間 約5分
演奏難易度 中級以上
ブレーン
2015年5月5日に行われた「鹿野草平VS江原大介 吹奏楽創造決戦」のために作曲、同コンサートにてTrp. 小林昌平、中村諒、Hn.小松彩、船橋知奈美、Trb.正富由香、小田愛美、Euph.柳絢子、Tuba本多一成の各氏によって初演された
金管の輝かしさを黒く塗りし、重い響きを目指した作品
断続的なフレーズをパズルのピースのように組み合わせていく
調性感はないが、アンサンブルの駆け引きにより、独特の世界を持った音楽を表出可能
混色のマテリア
全国大会出場作品
クラリネット四重奏
委嘱:新潟ウインドオーケストラ
演奏時間 約4分半
演奏難易度 上級
ブレーン
1つのパート(単色)が曲を進んでいく中で、混ざり合い、その先にはどのような色に変わっていくのか、色=音楽としての素材というコンセプトで作曲
グリッサンド奏法あり
全国大会演奏実績
・ロッチウインドアンサンブル 2015年度 金賞
・相模原中等教育中学校 2016年度
・習志野高等学校 2016年度
・春日市民吹奏楽団 2017年度 金賞
・佐賀市立昭栄中学校 2018年度
・習志野市立第四中学校 2018年度
共鳴のトライアド
全国大会出場作品
フルート三重奏曲
演奏時間 約4分半
演奏難易度 上級
ブレーン
フルート三重奏曲の第1作目
2015年5月5日に行われた「鹿野草平VS江原大介 吹奏楽創造決戦」のために作曲、同コンサートにて寺田愛、五十嵐彩子、黒田静葉の各氏によって初演された
不協和音と単純な三和音も隔てなく使われている
特殊奏法のムラ息(over blow)では、音程感を出さないように強い息音を出せるように工夫が必要
全国大会演奏実績
・射水市立小杉中学校 2017年度 金賞
インフィニティ
サクソフォン八重奏
委嘱:アリオンサクソフォンカルテット×クワチュールベー
演奏時間 1. 2'30" 2. 6'00" 3. 4'40"
演奏難易度 上級
フォスターミュージック
八重奏であるとともに、2組の対となる四重奏であるというコンセプトで作曲
アンサンブルコンテストで演奏する際の2通りの方法
・規定時間内に収めるためにカットをする
・第三楽章だけを演奏する
第三楽章の音源はこちらから Youtube
この作品の主な演奏家・団体
アリオンサクソフォンカルテット、クワチュールベー、田中靖人、CIRCLE A SAX、愛知工業大学明電高等学校、上野学園大学、名古屋芸術大学、名古屋音楽大学、洗足学園音楽大学
道化のカプリス
金管七重奏
委嘱:ブレーン
演奏時間 約4分半
演奏難易度 中級
ブレーン
内容として2017年全日本吹奏楽コンクール課題曲「スケルツァンド」を踏襲したもので、コミカルな雰囲気の中に尖った転調を施している
ドミナント→トニックを素直に解決しないなど、遊び心のある作品を目指した
ワイルドレッド
打楽器五重奏
委嘱:寺田由美
演奏時間 約4分半
演奏難易度 中級以上
ブレーン
打楽器アンサンブル第一作目
儀式的な様相
打つ、叩くという行為に重点を置いた内容
一体感のある演奏が求められる
音楽の持つエネルギーをよりダイナミックに表現することが重要